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2006年9月 8日 (金)

クアラルンプールのSOGO前

 この文章は前回、前々回の続きです。今日初めてお読みになる方はお手数ですが二回前から読んで頂けると意味が通じると思います<(_ _)>

ゆかりさんが一晩帰って来なかった。。。そのことを知ったのは朝食の時だったと思います。 なんかさとみさんが落ち着かず現地係員に話している言葉が聞こえてきたような。

実際よく覚えていないのですが、ゆかりさんが居ないのは帰るために向かう空港行きのバスの中にいないので確かです。

バスの席は偶然さとみさんの後ろ。 さとみさんは現地係員に説明するためなのか、自分の気持ちを整理するためなのか昨日帰って来なかったゆかりさんとの経緯を書いたメモ紙を持っています。 友人が後ろからのぞき見した結果内容は『私は(さとみさんのこと)夜7時にSOGOの前でゆかりさんと待ち合わせをしていました。でも彼女はいくら待っても来ませんでした。ホテルに帰っているのかも、と思い一人で戻りましたが彼女の姿はなくそのまま朝を迎えました』というものでした。(もしかしたらもっと書いてあったのかも知れませんが友人が私に聞かせた言葉を今となってはこれぐらいしか思い出せません)

私たちは「えー?!」と思いました。 だってこの旅行中ほとんど口をきいていないほど険悪なのになんで最後の晩にそんな人同士が一緒に過ごそうという発想になるのか。

こうなると私たちは無責任に想像を巡らします。「ゆかりさんが自らの意志で勝手に姿を消した」 「頭にきていたさとみさんがゆかりさんを。。。」 などなど、2時間ドラマの筋書きのような内容がいろいろ浮かんでは消えます。

どうなるんだろう?と思っている私たちをよそに、ゆかりさん以外の出国手続きは着々と進み、何事もなかったように成田へ到着、そして解散。

これでこの話は終わりなんです。その後特に行方不明といって世間を騒がすニュースになったわけでもなく(そのころは普通に働いていたのでニュースを見過ごしたかも知れませんが…そして今ほどネットで検索が簡単にできる時代でもなかったので本当のところは分かりません)私と友人にはなんとも薄気味悪い、けど忘れることの出来ない旅になりました。

これって「ツアー1989」でいう、『仕込み』なのでしょうか? 本では影の薄い人を居なくならせるのがお決まりのようでしが、私たちのツアーはあまりに強烈な印象づけをさせておいての、蒸発。。。

人間はすぐに一定の刺激では慣れてしまうので「影の薄い人」がいなくなったというようなはっきりしないものより、完全にあの人が行方不明!という恐怖を味あわせるためのツアーに変わっていったのでしょうか??? それとも本当にゆかりさんはいなくなってしまったのでしょうか…

結局私の中では不思議な旅として記憶に残っています。以上です。

「ツアー1989」を読んだことで記憶が蘇り、なんか書き記しておきたくなって書いてしまいました。すみません、こんな結論の出ない徒然話にお付き合いいただいてしまって(^^;)

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